top of page

   カウンセリングQ&A 18

「一度もカウンセリングを受けたことがない、受けたらどうなるの。なかなか踏み出せない。どんなところか不安。行ってみてよくなかったらどうしよう…etc」

カウンセリングに来られるまでに葛藤や迷いを抱えて悩んでおられる方も多くいらっしゃいます。

このページでは、多くの方からお聞きする不安をQ&A方式で載せてみました。ご参考になれば幸いです。

01

Q. カウンセリングってなんですか。

A. お話を聴かせていただきながら抱えておられる問題を丁寧に整理していきます。 見落とされがちな気持ちの変化に気づき解決への方向性を一緒に考え、自分らしく生きていくための時間を一緒につくっていきます。


その中で無意識に自分を苦しめていた思い込みや、長い間抑えてきて見失っていた本音、取り残されている悲しみなどの感情に気づき、根源的なご自身の問題が解決されることもあります。
第三者であるカウンセラーと一緒に心の傷をケアしていくことで自尊感情を回復し、仕事や人生全般を通してその方の能力がより発揮されていくことを目指します。

 

ご本人のペースやお気持ちに合わせて進みますので、心を深く見つめる作業を無理に進めることはありません。

02

Q. こんな話をしたらどう思われるか心配。。



A. 評価・批判・ジャッジ・拒絶・否定…そういった類いのものはカウンセリングの場にはありません。どんなことでもそのままに受け入れられるための場所です。

 

03

Q. 誰にも話したことのない秘密。よそに漏れたらどうしよう。。
 

A. カウンセラーの倫理綱領には守秘義務があります。秘密は守られます。
よりよいカウンセリングを進めるためにスーパーバイザーに相談することもありますが、その際も必ずご本人の承諾をいただき、最小限の範囲で行いますので個人が特定されるようなことはありません。
自傷・他害・不法行為など守秘義務の限界もありますが、私個人としては、そういったことを安心して話せる場所こそ必要だと考えています。
ご心配な方は先ずはメールやお電話にて匿名でご遠慮なくお問い合わせください。

 

04

Q. 何もかも言わないといけないのでしょうか。緊張して話せないかもしれません。

A.  言いたくないことまで話す必要はありませんし、初めての場所、初めての人との出会いで緊張するのはとても自然なことです。
「沈黙」も会話の一部として大切に感じていきます。言葉や雰囲気で決めつけることはありません。お互いの中でいき違いがないか確認もしていきますので、どうぞそのままにお話ください。

05

Q.話したいことが山ほどありすぎて何から言えばいいのかわかりません。

 

A何が言いたいのかわからない、と普段人から言われる方もどうぞご心配なく。。焦ると余計にそうなりますよね。私がそうでしたのでよくわかります。

話題がとんだりどもったり支離滅裂になっていたとしても大丈夫です。こちらで整理しながら聴かせていただきますので、話したいことをそのままにお話しください。

06

Q. なかなか問題が解決しなくて憂鬱です。。

A.  不安で焦る気持ちを受け止めながら、最適な方法をその都度一緒に考えていきます。
悩みの中には様々な問題が絡んでいることもあり、一人で考えていると堂々巡りになって混乱しパニックになり、身動きがとれなくなることもあります。
心のケアと同時に周囲の環境を改善する必要がでてくることもあります。これまでたくさん傷ついてきた分だけ時間がかかるかもしれません。


それでも「人にはなりたい方向に自然と向かっていく力が備わっている」と考えられています。今の苦しみが一生続くことはありません。カウンセリングはそのためのとても大きな一歩になると私は考えています。

07

Q. 一度の面談ですませたいので、長い時間で受けられませんか。
 

A . はい。大丈夫です。そういうコースも設定していますの、料金内容をご確認ください。

問題を感じられてすぐにカウンセリングに来ていただけたり、普段からご自身の心に向き合うことをされている場合など、一度で気持ちの整理がつく方もいらっしゃいます。


また長期に渡り我慢を続けて来られ不安や恐怖心でいっぱいになっていらっしゃる方や、自分の気持ちをいつも後回してきて本心がよくわらなくなっている場合などは、一回の面談に時間をかけて話すことで本当の問題が浮き彫りになってくる場合もあります。

ご本人の問題だけではないことも含まれていますので、お話を聴かせていただきながら何が一番の問題なのか、どの問題から解決していきたいのか、何から手をつければ前に進みやすいのか…などを一緒に考えていきましょう。

 

※長く話して自分の心と深く向き合いすぎると、カウンセリングの後でご本人が混乱してしまうこともありますので、日常生活になるべく支障をきたさないようにするためにも、基本的には一時間程度のカウンセリングをしばらく続けて様子をみられることをお勧めしています。 


 

Q. どのくらい通えばいいのでしょうか。

A.  一度のカウンセリングで終わる方もいらっしゃいますが、進み方や終わり方は様々です。
どうなったらカウンセリングが終了するのかといった目標や、どんな進め方や技法を使っていくのかがいいのか、どのくらいかかりそうかといった「見立て」を最初のカウンセリングの時に行います。
途中で問題や目標が変わることもありますが、その際は見立てを再検討し、二人で確認作業を行います。知りたいことができた時にはご遠慮なくお伝えください。


  


 

08

09

Q. 病院へ行かなくてもカウンセリングで今の状態から回復できますか。

A.  体と心はホルモンや神経伝達物質によって密接につながっています。

 

早めに来ていただいた場合や、感情に対して向き合う習慣のある方は、カウンセリングだけで心身の体調が回復される場合も多くあります。 

眠れない時期が長く続き生活や仕事に支障がでていたり、日毎の気分の浮き沈みが激しく感情に振り回されるように感じるとき
には、病院での診察や投薬治療と並行してカウンセリングを受けたほうが良い場合もあります。

カウンセリングの途中経過で心の状態が一時的に苦しくなることもありますが、状態によりお薬の助けが必要になることもあるからです。

​その際はこちらから提案をさせていただくこともあります。

Q. どんなカウンセラーか不安です。


A . 続けていくことをお考えの際は、カウンセリングルームがあれば一度行ってみて、道中のアクセスや雰囲気が負担にならないか環境を確かめることも安心感につながると思います。そこまでのエネルギーや時間が無い場合は、内容確認の電話をしたときの様子で一旦選ばれてみてはいかがでしょうか。
せっかく行ったのにしっくりこなかったということもあるかもしれませんが、一度行ったらそこへ行き続けなければ失礼になるということは全くありません。

 

100人のカウンセラーがいれば100通りのカウンセリングがあり、やり方も個性も様々です。だからこそ自分と相性の良いカウンセラーが必ずどこかで待っていると、ご自身の直感を信じて選んで、まずはカウンセリングを受けてみてほしいのです。苦手なタイプがハッキリしてくれば、おのずと自分にとってよりよいカウンセラーに巡り会えると思います。

10

11

Q. 以前カウンセリングへ通っていましたが、変わり映えせず嫌になりました。


A.  カウンセリングの進め方や使用する技法は実際には様々な種類があります。また病院で保険適用されているカウンセリング(心理療法)は認知行動療法と種々の心理検査で、人によっては合わない場合もあります。


そしてカウンセラーや医師など、自分と相手側の相性も関係してきます。
カウンセリングは万能ではなく限界もありますので、その内容を最初の面談時、また必要がある場合にお伝えいたします。


途中でやめられることも自由ですし、ご希望があれば違う専門家にリファーさせていただきます。

よりよい選択肢を一緒に考えていきましょう。

12

Q. 時間が気になります。設定時間を超えた時の延長料金が心配です。
 

A .  カウンセリングの時間が細かく決められているのは、その時間と空間を日常とは違う特別な場所として扱い、相談者とカウンセラー両者がお互いに自分の心に真っ直ぐ向き合い、限られた時間を相談者の方のために誠実に大切に使うといった意味が込められています。


とはいえ相談に来られる方の中には時間が決められていると混乱したり計算したりして、本当の気持がなかなか出てこない方もいらっしゃいます。万が一時間を超えた場合も安心してお話いただきたいので、延長料金はいただいておりません。 

Q. 次回のカウンセリングまでに課題がある方が頑張れるので課題が欲しいのですが。

A.  こちらでは毎回必ず課題を出すというやり方はしていません。が次回までに具体的に何をどうすればいいのか、それを知りたい時には、その時々の最善の目標を決めるお手伝いをさせていただきます。
対話や行動を振り返りながら一緒に考えていきましょう。

 

13

Q. カウンセリングを受けたいのですが経済的な負担が大きくて困っています。


A .  虐待やDVの悩みを抱えておられる方にとっては一刻も早い対応が必要かと思いますので、無料で初回相談を受けております。引き続き援助が必要な場合は、専門機関をご紹介いたします。(無理矢理ではありませんのでご安心ください)

​自分をケアしながら人生に向き合っていくための費用なら高くないという考え方もあると思いますが
経済的なご事情はお一人ひとり違うと思いますので、

カウンセリングを受けてみたいけれど今は経済的に難しいという方はどうぞご遠慮なく相談ください。


14

Q. カウンセリングをやめたいときはどうしたらいいでしょうか。


A .  行ってみたけれど自分には合わなかったということがあるかもしれませんし、途中で行く必要がなくなるかもしれません。
カウンセリングをしてみて特に次が必要と思われなければ予定を決めることもないですし、決まっていた予定をキャンセルする際にも理由を伝えなければならないといったことはありません、日時のキャンセルのメール連絡だけで大丈夫です。


15

Q. 当日、カウンセリングへ行く元気がない場合はキャンセル料がかかりますか。


A .  こちらでは基本的にキャンセル料はいただいておりません。気分の波や天候などに左右され、当日身体が動かない場合もあります。

特に投薬治療中は朝起きることが大変になったり時間管理が難しい場合もありますので、無理をなさらなくて結構です。キャンセルを決めた時点で、メールで構いませんのでお知らせください。※参照

​※なるべく訪問カウンセリングの当日出発時間前までにご連絡をお願い致します。

※遠方の場合ですでに交通費がかかってしまった場合、交通費のご負担をお願いします。出張費はいただいておりません。

※キャンセルの頻度や内容によってはカウンセリンが続けられないこともあります。

 

16

17

18

Q. 元気になったらやめないといけないのですか。


A .  心のケアは早めの対策がなにより効果的です。ストレスは誰にでも一生あり続けますのでもう大丈夫だからと無理をする癖がでてしまうと、いつの間にか身体が悲鳴をあげていたいうこともあります。
心と身体の健康を積極的に守るためには定期的にカウンセリングを受けることがとても有効ではありますので、その後のことはご自身にとっていい方向で自由にお考えください。

時には後戻りしたり休んだりがむしゃらだったりしながら、ご自身で選んで行かれる道を、心より応援させていただきます。


 

Q. カウンセラーやカウンセリングに依存してしまうのが怖いのですが。


A .  ご心配されているということは、安心であるということかもしれません。実際にありうることだからです。

宇宙も生き物も依存のしくみでできていますので、大切なのは「何にどのくらい依存するかを自分で選ぶ」ことだと思います。

 

依存の対象(人・物・行動)や距離感に自覚がないと、何らかのトラブルに巻き込まれたり、深い依存性になって自分が苦しみます。

でも時には深い依存が必要な人生の時期もあるのではと私は考えています。


シェアひだまりは、自分が周囲と楽に生きていくための「ちょうどよい依存」の距離感やペースなどを体験できる場ともいえますので、お互いの関係性を確認しながらそのことについても自由に話していけます。

不安があればすぐにおっしゃってくださいね。

またこちらからも場合に応じていろんな提案をさせていただいていますので、どうぞご安心ください。


 

bottom of page